2026年1月上旬、石川県穴水町の穴水駅前に、待望のコンテナ型ホテル「ホテルTomoru(トモル)」が開業します。
大型宿泊施設が乏しかったこの地域にとって、観光需要を取り込む新たな拠点となるだけでなく、震災後の地域復興と「復興ツーリズム」を後押しする施設として注目を集めています。
能登の玄関口ともいえるこの立地は、のと鉄道や国道249号、奥能登各地へのアクセスの結節点として、多くの観光客を迎えるポテンシャルを秘めています。
新たな宿泊施設「ホテルTomoru」の特徴
穴水町大町の駅前空き地に整備されるホテルTomoruは、フロント棟とシングル8室・ツイン2室の合計10~11基のコンテナを並べたホテルです。
各コンテナは横幅約2.25m、奥行約5.4m、高さ約2.5mとコンパクトながら、石川県の県木である能登ヒバを内装に使った心地よい空間になっています。
また、敷地には震災で倒壊した家屋の瓦を砕いたものを敷き詰めて雑草対策を施すなど、地域の歴史を感じさせる工夫もされており、単なる宿泊以上の体験価値が提供されます。
「Tomoru」は、旅人と地域がつながる“灯る入り口”というコンセプトで設計され、能登ならではの豊かな自然や文化に触れられる宿泊体験ができることが魅力です。

「復興ツーリズム」拠点としての期待
ホテル企画に携わる八木健太さんは、能登半島地震の被災当日に和倉温泉で被害を目の当たりにした経験から、「多くの人に能登を訪れてもらうには宿泊施設が不可欠」と語っています。
穴水駅近くという立地は、鉄道や道路網が結節する利便性を活かし、観光客の増加につながるポテンシャルがあります。
八木さんはこのホテルを復興ツーリズムの拠点として位置づけ、観光客が地震や豪雨被災地を巡ることで教訓を学び、被災地支援の意義を体感することを期待しています。
能登半島は釣りスポットや新鮮な魚介類、ドライブで楽しめる絶景スポットなど多彩な観光資源に恵まれており、こうした資源とのシナジーが期待されています。
クラウドファンディングで地域を支援しよう
ホテルTomoruの開業に向けては、目標180万円のクラウドファンディングが行われており、12月30日時点で約60万円の支援が集まっています。
これは、ホテルの外構や交流スペースなど旅人と地域住民が自然に触れ合える空間づくりのための資金です。
支援者には、能登ヒバのアロマやオリジナルグッズなど地域の魅力を感じられる返礼品も用意されており、旅の拠点づくりに参加できる仕組みになっています。

アクセス・営業情報(予定)
・施設名:ホテルTomoru(トモル)
・所在地:石川県鳳珠郡穴水町大町13-1
・開業予定:2026年1月上旬(予定)
・客室数:シングル8室、ツイン2室(合計10~11基)
・特徴:能登ヒバ内装、独立型コンテナホテル、駅前立地による観光アクセス抜群の宿泊施設
穴水駅から徒歩数分の利便性に加え、のと鉄道や周辺バス路線との連携も良好なため、奥能登各地への拠点としても最適です。
ネット上での反応とレビュー
ネット上では、
・「穴水に宿泊拠点ができることで観光がもっと楽しみになる」
・「コンテナホテルという斬新な形が能登らしい」
・「地元にも新たな賑わいが生まれそう」
という期待の声が上がっています。
一方で、
・「まだ宿泊予約サイトでの検索には出ていない」
・「クラウドファンディングを通じて早期支援したい」
という声もあり、地域と観光客双方の関心が高まっていることがうかがえます。
このようなポジティブな反応は、地域経済の活性化や復興支援としての観光ニーズを刺激し、能登旅行計画の段階から「泊まる楽しみ」へと繋がっています。

まとめ
能登・穴水町に誕生する「ホテルTomoru」は、震災後の宿泊環境整備という地域課題に真正面から取り組む新しい観光インフラです。
コンテナ型という柔軟な施設設計と、地域の観光資源と結びついた「復興ツーリズム」拠点としての役割が期待されています。
観光客が能登の魅力を余すところなく楽しみながら、その復興の息吹を感じられる——
そんな旅のスタート地点となることでしょう。

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